八村塁選手、DCへようこそ!🇯🇵#WizDraft | #DCFamily pic.twitter.com/amhk7ykA3c
— Washington Wizards (@WashWizards) June 21, 2019
とうとうこの日がやって来ました。
日本人初のNBA1巡目指名。
Washington Wizards(ワシントンウィザーズ、以下WAS)に全体9位で八村塁選手が指名されました。
この偉業をどう伝えたらいいか…まさか日本人がドラフトに、それも1巡目一桁指名される日がこんなに早く来るなんて思ってもいませんでした。
全世界で4億5千万人いるというバスケットボールプレーヤーの中から450人しかなれないNBAプレイヤー。
毎年全30チームが2巡ドラフトしていくので、60人しかこのリーグに入れない(ドラフト外やFAなど例外あり)中に、身体能力やサイズが劣ると言われている日本人が選ばれる凄さ。
普段人種なんて関係無いと思っていますが、今日ばかりは同じ日本人として誇らしい気持ちです。
日本出身選手史上初めて、NBAドラフトで上位指名された八村塁選手。指名後の会見で、中学時代の恩師である坂本穣治コーチに「坂本コーチやりました。NBA行きました」というメッセージを送りました。 pic.twitter.com/nVfxSrEnPu
— ハフポスト日本版 (@HuffPostJapan) June 21, 2019
バスケを始めるきっかけとなった中学時代の恩師にインタビューで報告する八村選手。
指導者としてこんな嬉しい事はないでしょう。
どんなチーム?
八村選手が指名されたWASというチームがどんな所かと言うと。
・アメリカの首都ワシントンD.Cに本拠地を置くチーム
・オールスターガードコンビ、スピードスターのJohn Wall(ジョンウォール)とオールラウンダーのBradley Beal(ブラッドリービール)中心のチーム。
・また昨シーズン怪我でほとんど出ていないが、殿堂入り級のセンターのDwight Howard(ドワイトハワード)も所属。
スピードのありかつパスが上手いGが率いるチームに、走力とペイント近辺のフィニッシュ力のある八村選手はフィットすると思います。
ドワイトや同じポジションの選手が怪我や契約で空くかもしれないチーム状況は、開幕スタメンも期待させる状況です。
現在怪我の治療中のウォール。リーグ最速と言われるスピード自慢の選手。
シューターからスコアラー、DFも年々良くなりオールラウンダーと成長中のビール。
全盛期はリーグ最強のセンターでした。彼とは陽気なキャラクターも合うはず。
今後の展望
八村選手はゴール下の強さだけでなく、21歳とアメリカでは遅咲きながら評価を上げてきたその成長力、そして日本人らしい勤勉さを評価されていると現地のコメント。
昨シーズンのWASはチーム内の雰囲気が悪く、オールスター2人を要しながら下位に落ちたチーム。
プレーだけでなくそのハードワークさや献身性でロッカールームの中まで影響を与えれるか、という点が期待されている様です。
また、ウォールのドライブとビールのシュートを活かす為には、ゴール下にいるだけでなく3Pショットなどの外のシュート力を向上させる事が課題だと言われています。
似ていると評価されているTORのKawai Leonard(カワイレナード)の様に、オフシーズンの間にシュート力を高めれるかどうか。
それによって1年目の活躍度が変わりそうです。
(…カワイレナード、今年のFMVP。優勝チームのエース。
大学時代確率の悪かった3Pを、シーズン開幕までの間の猛練習でNBAの平均以上まで確率を上げた。)
リーグには昨年2way契約の渡邊雄太選手もいます。
もし来年どこかと契約すると、NBAのコートで日本人同士のマッチアップもあるかもしれませんね!!!
早くも来シーズンが楽しみです。
八村選手、本当におめでとうございます!
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