ワークアウト7日目
3/30日の予定は
朝ジェイソン
昼ピート→買い物
夜帰国
いよいよ最終日になりました。
間違いなく今まで生きてきた中で一番ハードな日々でした。
ハードで、1分1秒が濃くて、最高に楽しい日々でした。
ジェイソンは相変わらずの超絶技巧、ハードなハンドリングメニューを提供してくれました。
彼のハンドリングを見るたびに、ドリブルは全身を使ってするものだと思います。
勿論手首のスナップも尋常じゃなく強いでしょうが、叩きつけるようなドリブルの強さは肩や背中の力が。
ボールだけでなく体を動かすには下半身のフットワークや体幹が。
それらを実践で使うためのフェイクを組み合わせるには目線、首、胸の向き、といった全身をどれだけ使えているか、使い分けれているか。
あの派手なムーブや強度は再現できなくても、そこに込められた意味や使い方は再現できるように。
ハンドリングは苦手ですが練習し続けます…泣
最後はピート!
チューブやコーンを使った実践的なメニュー。
スタンスやストップ、ゲームを想定した流れ…僕の好きなメニューです。
大人組が他のトレーニングをしてる間、ユース組はピートの所で細かく基礎トレをしていた模様。
まさにこのキャンプのお父さん的存在です。
練習が終わった時、思わず膝の力が抜けました笑
やりきった…と言う思いが胸に込み上げてきて、全員にハイタッチしに行きました。
一週間で26回の練習。
これだけのハードワークが出来たのは、ただアメリカの設備や環境が良かったからだけではありません。
共に声を掛けあいながら頑張った仲間たちと、何よりサポートしてくれる人達のおかげです。
自分一人では例え英語がペラペラでお金があってもここまで出来なかった。
主催者側が裏方でサポートしてくれる。
移動、通訳、洗濯や食事といった練習以外の補助。
日本から来た選手が練習だけに集中できる環境を作ってくれた竹さん達にただただ感謝です。
自分はスキルコーチだけど選手として来たからには同世代の選手に負けたくない。
年下の子達に弱い所は見せたくない。
先輩コーチ達が練習に入ったのだから自分が動けないと。
皆んなのお陰で常にモチベーションを高めれました。
直接は言えてない、仲間の一人への感謝をここに。
今回のキャンプに飛び入りで、僕がパーソナルトレーニングをしている大学生が参加してくれました。
真面目で、どちからかと言う内気な彼が、2週間前にこのキャンプの事を知って飛び込んできました。
そして、この1週間で大きく変わりました。
プレーよりも言動やコミニケーションの部分で、良い意味で殻を破っていった。
果たして自分のトレーニングを1週間続けてもここまで変化させれるかな?と考えた時
「彼よりも学ばなければ。吸収して咀嚼して、彼が日本に戻ってここが分からない、もっとこうしたいとなった時教えれるように」
と言う気持ちが芽生えました。
教え子でもあるけど、共に高めあった選手として、仲間として。
なおき、ありがとう!これからも一緒にハードワークしていこう!
この記事を書いてる間にも色々ありました。
自分自身は県の名門校やスクールに指導依頼を頂いたり、新チームでの練習も。
仲間達も進学や進級で新しい環境でも頑張っているみたいです。
中でもやっぱりこの人たちでしょうか!
竹さん、後藤さん、Bリーグ参入!!
静岡は竹さんの地元です、コーチの枠すら飛び越えてまた挑戦しています。
これからの静岡、要注目です!
まだまだ背中が遠いですが、自分は自分の道を走っていきます。
中には手術をする事になった仲間もいます。
彼らに祈りを。
そしてそれは他人事ではない。
どれだけ良い体験を得て知識を学んでも、それを自分が伝えれる場にいないと意味が無い。
選手だけでなくコーチも、健康が一番大事です。
本当に沢山の学びがありました。
自分がその全てを吸収したとはまだ言えません。
だけど、今より価値を生み出せるように。
今必要としてくれる人達により多くの何かを提供出来る存在に。
まだ関わったことの無い多くの人に力になれる様に。
そうあり続けていきます。
全員は書ききれないけど、関わってくれた全ての人に感謝を。
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