勝てる位置で勝負する

前回の記事で紹介した「勝てる場面で勝負する」
第一弾は【位置】について!

バスケで言う位置。それは

レーンに対してどこにいるか?

と自分は定義しています。

レーンとは↓
の図の様に「オフェンスとリングを繋ぐ線」です。
(🏀マークがリングです)

このレーンの間に人がDFがいなければ、フリーのレイアップに行けますよね?

しかし実際の試合ではDFは自分の目の前にいる事がほとんどでしょう。
この位置から初めてディフェンス(🔵)を抜くには、能力や技術が必要になります。

相手が大きい、速い、上手いのであれば勝つのは難しくなります。

それを克服する為に練習する、
上手くなる為にハンドリング練習!
速く抜ける様に走り込み!

などが良くある事だと思いますが、より効率良くしていく考えがあります。

それは、↓の位置から攻める…
DFの斜め、横、後ろ…

自分のレーンの間にDFがいない状態を作る事です。


その為の手段、レーンを変える技術をまとめて「レーンチェンジ」と呼んで夏からクリニックしていました。

アメリカLAで学んだJordan Lawly(ジョーダン・ロウリー)のスキルを特に参考にしていますが、日本で昔から基礎練でやってるボールをもらう前に飛んでキャッチするミート、パスランカッティングでズレを作る、等もこの考えが当てはまります。
Jordanのインスタはこちら↑



レーンにDFがいる。だから
・ドリブルテクニックでかわして抜く!
・ピポッドやフェイクで相手を動かす!
・ボールをもらう前のミートでズレを!
・スクリーン等チーム戦術からチャンスを!

やり方は色々ありますが目の前の相手が届かない所で攻める、というゴールは同じです。

もしあなたがコート上で誰よりも速くて止められなかったり、2m以上あってDFが目の前にいてもシュートを打てたり、チェックされてても問答無用で決めるシュート力があれば、そこまで考えなくてもいいかもしれません。

ですがそうで無いのなら、目の前の相手を圧倒できないのであれば、「位置」を変えて自分に有利な場面を作ってから勝負するのもいいかもしれません。

BASKETBALL SKILL COACH - NOMUTAKU

神戸を中心にバスケットボールのスキルアップコーチを行っています。シュート、ドリブル、パスなどの基礎技術から、試合で起こりうるシチュエーションを想定したドリル、あなたのプレイの弱点を克服する自主トレメニューなどを提供しています。コーチングのご依頼や、個別トレーニングのご依頼は nomura23@konbas.jp まで。 疲労を軽減させるストレッチ方法もご紹介します。