シュートの期待値

効率の良いプレーの考え方です。

「シュートの期待値」。


これを考えながらプレーする事で、シュート力は変わらないのにより簡単に得点出来る様になります。


特に以前よりDFをかわしてのシュート(タフショット)が入らなくなって来たり、シュートセレクションが悪いと言われている人には必見です!


期待値についての詳細はこちらのコーチがお伝えしてます。


(引用元 コーチMのブログ より)

簡単にまとめると、「そのシュートは何点取る事が期待できるか」と言うものです。

*2点シュートを3本に2本決める選手(FG%66%)の期待値は2×0.66=1.32

*3点シュートを2本に1本決める選手(3p%50%)の期待値は3×0.5=1.5

1.32<1.5なので、どちらでもシュートを打てるなら、3点を狙う方が得点の期待値は高くなりますよね?


この様に、どのシュートが期待値が高いかを考えると、プレイの効率が高くなります。

より近くから打つ、フリーになったら打つ、得意なサイドから打つ…これらは「入りやすいシュート」であって、必ずしも優先すべきでは無いのです。


例えば、自分がフリーでミドルシュートを打てるタイミングでボールを貰った時、もう1人フリーで3pラインにいる味方を見つけました。


この時自分がプレイを選ぶ判断基準は、余裕とかタイミング…ではなく、

「どちらの方が期待値が高いか」

さっきの確率だと、チームメイトにパスした方が点が取れると期待できますね。


この様に自分の感覚や流れでシュートするのではなく、

常に期待値を考えながらプレイする事で、より簡単に得点するのかを考える様になりますし、確率の低いシュートを打たなくなるので、同じシュート数でも得点は増えていきます。

まずは自分の得意なプレーが、何点期待出来るのか把握して行きましょう!

BASKETBALL SKILL COACH - NOMUTAKU

神戸を中心にバスケットボールのスキルアップコーチを行っています。シュート、ドリブル、パスなどの基礎技術から、試合で起こりうるシチュエーションを想定したドリル、あなたのプレイの弱点を克服する自主トレメニューなどを提供しています。コーチングのご依頼や、個別トレーニングのご依頼は nomura23@konbas.jp まで。 疲労を軽減させるストレッチ方法もご紹介します。